著者等紹介
石塚元太良[イシズカゲンタロウ]
1977年築地生まれ。早稲田大学中退。2002年epsonカラーイメージングコンテスト大賞、2003年ヴィジュアルアーツフォトアワード大賞、2004年日本写真家協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チヨウ
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こういうの見たかったんです。都会の退廃的な風景って、日常で頻繁に出会いますよね。それに心を掴まれるような感覚を覚えて自分のスマホで写真を撮るのだけど、やはり自分の力量では風景の輝きが消え失せてしまう。こういった日常のようで独特な空気感を放つものをプロに撮ってほしい。2016/03/06
deerglove
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「都会の底辺ともいえる川面」は、この作品で見る限り、案外静謐で、安定感があるように感じられる。江戸川橋飯田橋水道橋お茶の水秋葉原日本橋常葉橋鍛冶橋江戸橋墨田川 歴史的な橋の真上に巨大な道路を通す感覚にめまいを感じつつ「僕らの都会の足元にもあらゆる形で存在する」遠い場所や辺境に想いを馳せてみる。2013/11/04
メルセ・ひすい
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10. 青42 たとえ高いコンクリートで囲まれていようとも、川は川として、その水は人知れず都会の真ん中を流れ続ける。神田川、日本橋川、古川などさまざまな水路をくだり、誰も見たことがなかった東京の景色を撮影した写真集。2008/11/11