内容説明
原著は、李登輝政権下、中学生用歴史教科書『認識台湾・歴史篇』の副読本として生まれた。現代台湾の視線から、年表と事項解説によって重要項目を網羅する台湾史の格好の手引書であり、“年表”と“歴史辞典”を結合させた事典。日本語版第一版では(原著にない)一九九五年から二〇〇六年六月までを、増補改訂版ではさらに二〇一〇年五月までを加筆補充した。第三版では、二〇一六年一月、総統選挙で民主進歩党(民進党)の蔡英文主席が圧勝して、立法院選挙でも民進党が過半数を制した時点までを収録している。
目次
台湾史小事典(三国‐オランダ時代;鄭氏時代;清代;日本時代;戦後;民主化の時代)
付録
著者等紹介
呉密察[ゴミツサツ]
台湾大学歴史学部教授
横澤泰夫[ヨコサワヤスオ]
1938年生まれ。1961年、東京外国語大学中国語科卒。同年、NHK入局。報道局外信部記者として中国を中心にアジア地域関連のニュース、番組の取材、制作にあたる。1972年、香港駐在特派員。のち、外信部ニュースデスク、国際放送ラジオジャパンの東南アジア、東アジア向け放送の統括などを担当。1994~2010年、熊本学園大学外国語学部東アジア学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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