内容説明
明治期日本の中国米需要はどれほどのものであったのか。中国米輸入の是非をめぐり論争が展開される中、如何にしてそれを実現しようとしたのか。そして、中国の中央政府と地方政府はどう対応したのか。1898年と1902年に日中間で展開された中国米輸出解禁をめぐる外交交渉において合意された諸内容、及び1907‐08年に中国米が日本に輸出された経緯について、双方の外交文書を通じて解明。新しい視覚を提示する日中関係史研究。
目次
第1章 明治日本の中国米事情調査及び中国米の輸入と流通(中国米事情の調査;中国米の輸入と流通;中国米輸出解禁問題をめぐる論争)
第2章 中国米輸出解禁をめぐる日中交渉(一八九八年の中国米輸出解禁交渉;一九〇二年追加日清通商航海条約改定交渉における中国米輸出解禁問題)
第3章 一九〇七‐〇八年における中国米の日本輸出(日本の湖南米輸出要求と輸出額の確定;輸出港での現地交渉と米穀輸出協定の締結;湖南米輸出の結末)
著者等紹介
堀地明[ホリチアキラ]
1964年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、中国人民大学清史研究所高級進修生。現在、北九州市立大学外国語学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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