静岡大学人文学部研究叢書<br> 生活保護の論点―最低基準・稼働能力・自立支援プログラム

静岡大学人文学部研究叢書
生活保護の論点―最低基準・稼働能力・自立支援プログラム

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903295237
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、2003年8月から2004年12月までの「生活保護制度の在り方に関する専門委員会」における議論と、その後の生活保護をめぐる動向をもとに、生活保護制度の改善に向けて重要と思われる3つのポイントについて私見をまとめたものである。

目次

第1部 生活保護基準の検討(消費水準均衡方式とは―何と何との均衡なのか?;個別的・類型特別需要を考慮した生活保護基準の検証;社会格差是正と生活保護基準―今後の検討課題)
第2部 保護の要件としての稼働能力活用の検討(保護の要件としての稼働能力活用;矛盾と新たな可能性;稼働能力活用要件の解釈と改善の課題)
第3部 生活保護改革論議と自立支援(「利用しやすく、自立しやすい」制度へ―専門委員会の提起;自立支援プログラムの成果と課題;自立支援と生活保護改革の課題)
社会保障制度を土台からつくり直す

著者等紹介

布川日佐史[フカワヒサシ]
静岡大学人文学部教授。1954年生まれ。労働経済論専攻。厚生労働省社会保障審議会福祉部会生活保護制度の在り方に関する専門委員会(2003年8月~2004年12月)委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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