内容説明
公平であるべき教育が格差の再生産に手を貸している。著者は、それを「密輸」と呼ぶ。教育は真空の中で行われるのではない。社会のゆがみが教育のゆがみを生む。この連鎖、止められるのか…?教育社会学的データ分析で客観的に可視化して見せる教育の実態。
目次
第1章 子ども(子どもの量的規模;発育 ほか)
第2章 家庭(家庭の構造;子育て ほか)
第3章 学校(学校の構造;就学 ほか)
第4章 教員(教員集団;勤務条件 ほか)
第5章 青年(青年期の今;大学教育 ほか)
第6章 社会(社会変化;国民生活 ほか)
著者等紹介
舞田敏彦[マイタトシヒコ]
1976年生まれ。2005年3月、東京学芸大学大学院博士課程修了、博士(教育学)。現職、武蔵野大学、杏林大学兼任講師。専攻は教育社会学、社会病理学、社会統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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