内容説明
米・オレゴン州と英国の水利権制度改革の実例を分析。持続可能な水資源利用への道筋を明らかにする。豊富な資料データと具体例が導く水利権制度のグリーン化論。
目次
序章 世界の水問題と水利権制度改革の重要性
第1章 制度派環境経済学の基礎理論
第2章 権利創設による環境用水の保護―オレゴン州流水権制度の特徴と意義
第3章 権利証書からみたオレゴン州流水権制度の実態
第4章 英国における近代的水利権制度の確立―静寂のなかの制度改革
第5章 英国水利権制度のグリーン化―2003年水法の意義と特徴
終章 「緑の水利権」の確立を求めて
著者等紹介
野田浩二[ノダコウジ]
1976年神奈川県生まれ。1999年一橋大学経済学部卒業。2005年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。2007年武蔵野大学人間関係学部助教。現在、武蔵野大学環境学部講師。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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