内容説明
世界は“広告”でできている!?だからいま考える、広告って何。岡康道、佐藤可士和、前田知巳、中島信也、瀧本幹也をはじめ、広告界の“トップランナー”たちが多数参加した、あたらしい「広告」の教科書。
目次
第1章 広告の歴史(イエス・キリスト;パリ万博と百貨店 ほか)
第2章 広告ができるまで(「広告」に至るまで。;オリエンテーション ほか)
第3章 広告を作る人たち(広告主佐藤章;クリエイティブディレクター、CMプランナー岡康道 ほか)
第4章 広告のかたち(テレビ;新聞 ほか)
著者等紹介
天野祐吉[アマノユウキチ]
1933年東京生まれ。コラムニスト・童話作家。創元社、博報堂などを経て独立、’79年に「広告批評」を創刊。同誌の編集長、発行人を経て、現在は主にマスコミを対象とした評論やコラムを執筆、またテレビのコメンテーターとしても発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ますみ
4
次の価値観を生む事はスリリングだ。広告は価値観を生む。 この本では、歴史的な広告の「転換点」・現代日本(?)での「制作過程」・10人の語りを通した「広告に底流する論理」・各チャンネルの「特性」を眺める事が出来る。 広告が「"エゴ"と"パブリック"を両方持つ」時に力を持つのだそうだ。けど、パブリックが薄くても感化作用は企業の財力と掛け合わされて暴力的になり得る。 自分は、どんな正義(・公共性・パブリック)を持って、自然科学・人文科学・社会科学・文化技術を扱うべきか考えたい。2010/09/20
あし
1
広告に関しての概要が理解できた。 一般に広告代理店というと、文系大学生の花形就職先だが、そこではジェネラリストは求められていない。 何かに特化してなければならんのだ。 広告の歴史は面白い。時に人権を唱えて平和を訴え、時に商品販促をし、時にデマを流して戦争へと大衆を煽動する。 我々は広告の与えうる影響についてもっと慎重に考えるべきだ。2019/08/27
こじゅんの
1
ほんとーに教科書。広告やるにはバイタリティがいる。ふー。2016/08/16
caizim
1
横文字の肩書きの多いこと。将来広告の仕事をしたい人にはよい教科書かと思います。2008/11/28
藤山 博史
0
広告の意義からはじまり、関わる人、媒体などが説明されている。当たり前だか、広告とは選挙などでより自分の良さを知ってもらう活動から来ているというのは納得。 実際に自分がCM等を作ったことがあったので自分ゴト化しやすい内容だった2016/11/18
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