目次
第1章 ビジネスパーソンにとっての合理的意思決定の意味
第2章 リスクのもとで意思決定―限られたデータから全体像を類推する
第3章 確実性のもとでの意思決定(1)経済性の計算
第4章 確実性のもとでの意思決定(2)複数代替案からの選択
第5章 意思決定原理を定める
第6章 不確実性のもとでの意思決定
付録
著者等紹介
福澤英弘[フクザワヒデヒロ]
上智大学経済学部・慶応義塾大学大学院経営管理研究科修了。富士銀行、コーポレイトディレクションを経て、グロービスの設立に参加。CFOとして財務を統括するとともに、一貫して企業研修部門の責任者を務める。2007年、アダットを設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
12
確かに皆さんが書かれているように、意思決定に関するツールがケーススタディとともにわかりやすく説明されています。初めての人はこのような本から入っていったほうがいいと思いました。ビジネスの現場で出てくる用語などもよくわかるし、最近の分析手法も入っているということでお勧めの本です。2014/09/02
イノベーター
9
不確実性が不可避であるという認識に立つと、そんな不確実な中でどうやってリスクを取って「意志決定」をするのかが、勝負を分けることになる。 情報がなくても「決める」技術書。 http://www.4-de.net/changebook/?p=9102015/09/03
ぎるっちょ
2
ケースがあるので理解が進む。おもろかった2023/07/23
naoko ando
2
定石というワードはなんとなく知ってたけど、何が定石かは知らなかった。なんとなく知ってたが、これは定石なんだと知った。それぞれの定石をマスターするにはさらに専門の本で学ぶ必要がありそうだけど、これだけでも十分定石のポイントが掴めたので満足できる読書だった。特に最初の統計学の基本から振り返ると改めて納得したり。後半になるに連れて経営面の話になってくるので、普段の仕事に直接繋がることはないけども、考え方そのものは社会人にとってとても役立つものばかり。ゲーム理論やシステム思考はもっと深掘りしてみたくなった。2022/06/26
Qucchi
2
定量的な意思決定ができるようになりたかったので読書。事業開発で出くわす様々な定量的な意思決定について、考え方とやり方をわかりやすく書いてあり、とても参考になった。 特に期待価値の検討、損益分岐点の求め方、不確実性があるときの定量分析の考え方は学びが大きかった。今後もたびたび読み返すと思う。2020/09/06