不思議なおしゃべり仲間たち

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  • サイズ B6判/ページ数 96p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903225494
  • NDC分類 933
  • Cコード C0098

内容説明

不気味な空間を旅して帰還する、フローラ、イーディス、マギー、三人の少女の物語。さあ、あなたも語り部であるおば様のそばで、子供たちといっしょに、どうぞ、お聞きください。アーサー・ヒューズの挿絵も魅力的な童話作家としてのロセッティを知る好著!日本語、初翻訳!

著者等紹介

ロセッティ,クリスティナ[ロセッティ,クリスティナ] [Rossetti,Christina Georgina]
1830‐1894。生まれはロンドン。イタリアからイギリスに亡命した詩人、また、ロンドン大学イタリア語教授となったガブリエーレ・ロセッティの末娘。アングロ・カトリックとして信心深く、執筆活動をしながら生涯独身を送る

ヒューズ,アーサー[ヒューズ,アーサー] [Hughes,Arthur]
1832‐1915。ロンドン生まれ。ロイヤル・アカデミー・スクールに学び、17歳でロイヤル・アカデミー展に初出品した。1855年から挿絵の仕事も手がけ、1915年に亡くなるまで、約700枚の素描や絵画、750枚以上の挿絵を残す

市川純[イチカワジュン]
立教大学大学院博士前期課程修了、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得満期退学、博士(学術)。早稲田大学助手の他、同大学及び文京学院大学、日本大学、国士舘大学の非常勤講師を務め、現在日本体育大学助教。専門は18、19世紀英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

13
5人の子供達に縫物をしながらおば様が3つのお話を語る物語。不気味な空間を旅して帰還する少女の3つのお話は『不思議の国のアリス』『イソップ物語』『赤ずきん』を連想させ、奇妙で不思議な感じがとても好みでした。アーサー・ヒューズの挿絵も魅力的。最後の主人公のマギーが、お医者さんに届け物をする為に森を通るお話が一番お気に入り。2019/01/12

なま

10
★3 おば様が子供達に話す3つの不思議な物語。アリス、イソップ物語、赤ずきんを連想する物語でアーサー・ヒューズの挿絵が素敵。 ただ奇想天外過ぎて、私には遅すぎたか早すぎた。何でも受入られる少女時代に戻れないから、人生楽に過ごせる様になった老後にまた読みたい。森見登美彦さん作品が好きな方は楽しめそう。お話はハチャメチャだが、所々に出てくる硝子の煉瓦の建物や地平線から展の頂きまで真っ赤染めるオーロラの描写など景色や情景は私好み♪中、高生向きに先日読んだガール・イン・レッドと共にブックトークで話すには楽しそう。2021/12/01

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