内容説明
だれも見ていないところであなたはどこまで正直になれる?SNSでなんでも見せ、拡散する時代、あたかも世界が「巨大な告白の場」と化しているこの時代に、本書はあえて「何も共有しない」ことを勧める。この本で次々に繰り出される質問に、ときに考え、ときにインスピレーションに任せながら、とにかく“正直に”答えてみる。だれにも邪魔されないところで、好きなところを開いて、過去、現在、未来について、好きなことを、好きなだけ書いていく。すると誰もが“意外な”自分に出会って驚くことに。気づけば、自分のためだけの本ができあがっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
42
ただただ、書かれている質問に正直に答える本。何やらブームらしい。結構考えないといけない過去のことの質問とか難しかったので時間もかかった。2025/02/08
あつ子🐈⬛
17
何と潔いタイトルであろうか、と愉快な気持ちで購入。極力自分に向き合うことを避けて生きてきた私がこんな本を買っても、ろくに使わないだろうなあと思っていましたが豈図らんや。深夜の自室でかりかりと書きまくっております。たまに大声で叫び出したくなります(笑)そうか私はドMだったのか…。びっしりと書き手の"真実"に埋め尽くされた本が、やがて燃やされこの世からなくなる時、私は何を思うのか。ともあれ他人には絶対に読ませられんな(赤面)2024/06/07
くるり
12
読む……とは違うが、色々と考えさせられたので記録。燃やせと言われなくても燃やしたくなる。何かと書くことが好きなので買ってみたけど、私は他人は勿論自分のことすらあんまり興味無いんだなと悲しくなった。人間を知りたくて読書しているのに、実際に身近にいる人間に興味を持てないのは勿体ないなぁと思った。2025/04/13
aruhonzuki
8
自分を知る手がかりとして読んでみたが、 私は自分のことが何一つ分からないこと、 外界のことばかり気にして生きてきたこと、 他人からよく見られるように意識して自分に嘘をつき続けてきて、もう何が本音なのか分からなくなってしまったこと、 自分のことに微塵も興味が湧かないこと、 それが何だか悲しいと思ったこと。 結局そんなことしか分からなかった。 2024/09/12
srmz
7
人の目を気にせずに自分のことだけを真剣に考える時間。ワーク本はこの世に幾つもあるが、意外と誰かに見られるかもと本音で向き合えてないこともあった気がする。本書はタイトル通り書いたら本を燃やす前提で書いたので、本音で自分と向き合えた気がする。「ああ、自分ってこうなんだ。口にしないだけでやっぱりこう思ってるよね。意外と自分って...」と気付きや再発見、蓋をしていることが多かった。死ぬまでにしたい10のこと、今までの最高な経験とは?など書いてみたものの、書ききれなかったり、まだまだ生きたいと思った。2025/01/02
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- 和書
- 罪悪 創元推理文庫