内容説明
考案者が初めて明かす「スタンフォード監獄実験」の全貌と悪をめぐる心理学実験の数々、アブグレイブ刑務所虐待の真相。人間の知られざる「悪」の本性とは?戦争、テロ、虐殺、施設・家庭での虐待、いじめ、差別、企業の不正…人を悪に走らせる「元凶」を暴く衝撃の書。
目次
悪の心理学―“状況”が人格を変える
スタンフォード監獄実験(日曜日。突然の逮捕;尊厳を奪い去る儀式;月曜日。囚人の反逆;火曜日。訪問客と暴徒の二重苦;水曜日。制御不能;「仮釈放」という権力;木曜日。現実との対峙;金曜日。意外な終幕;スタンフォード監獄実験の意味―人格豹変の魔力;監獄実験の倫理と広がり)
悪をめぐる実験の数々(権力への「同調」と「服従」;没個性、非人間化、そして怠慢の悪)
アブグレイブ刑務所(アブグレイブの虐待と拷問;“システム”にメスを入れる)
そして、英雄になる(あなたが次の英雄だ)
著者等紹介
ジンバルドー,フィリップ[ジンバルドー,フィリップ] [Zimbardo,Philip]
スタンフォード大学心理学名誉教授。エール大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学でも教鞭をとる。米国心理学会会長、スタンフォード対テロリズム総合政策教育研究センター所長を歴任。テレビの通信教育番組の制作、ナレーションにも携わる。研究人生の集大成ともいえる『ルシファー・エフェクト―ふつうの人が悪魔に変わるとき』では、ウィリアム・ジェイムズ・ブック賞を受賞した
鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年生まれ。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了
中山宥[ナカヤマユウ]
翻訳家。1964年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
HANA
アイアイ
4fdo4
evifrei