内容説明
カギを握るのは「習慣脳」。あなたの「商品」「サービス」「店舗」のリピーターをつくるマーケティング。
目次
1 習慣の威力を知る(そのマーケティングの敗因は「脳」にある;習慣脳の仕組みを知る;知っておきたい記憶のメカニズム ほか)
2 習慣化につながるマーケティング法(iPodの成功から何を学ぶか;顧客満足度より大切なこと;設計から発売までを点検する ほか)
3 習慣をもたらすための具体策(タバコとグーグルが教えてくれること;今すぐ消費者を「調教」しよう;習慣化させるまでの三つのステップ ほか)
著者等紹介
マーティン,ニール[マーティン,ニール][Martin,Neale]
アルコールやドラッグの依存症治療機関で、カウンセラーとしてプログラムを作成した経験から、人間における「習慣」の力に注目。病院経営に携わったのち、マーケティング、およびコンサルティング会社Nテレクを創業しCEOとなる。ジョージア工科大学経営学部博士号取得
花塚恵[ハナツカメグミ]
翻訳家。福井県生まれ。英国サリー大学卒業後、英語講師等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ntmk
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何かを買うとき幾つもの選択肢から一つを選んでいるのは、判断した結果と言うよりも習慣の結果である事が多いというのは、言われてみると確かにそうだと思う。2014/08/29
19May
0
最近、すべてを脳ミソの働きで解説する「脳還元主義」の本が多いが、 どれも面白い。ところで、この本によると「顧客を満足させることは基本的に意味の無い行為で、顧客満足度の測定や向上に時間をかけるのは無駄」らしい。アメリカではこの指摘は、脳生理学・心理学・マーケティングなど、さまざまな分野の専門家が認める「純然たる事実」だそうだ。これは大変なことを知ってしまった。どうしよう!2012/02/28
福島学
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「なぜ現代マーケティングが顧客との有益な関係を確立し維持するという目的果たせていないか」 という著書のテーマから、「マーケティングに対する考え方」と「組織マネジメントに必要な考え方」を学べる本だと思いました。2021/04/27