内容説明
貧乏神と決別、多忙地獄に。波瀾万丈、水木しげるの人生航路。特集・ふり返る太平洋戦争。
目次
ベビィから青年時代―〇歳‐二〇歳(武良茂生まれる!;ゲゲゲ家族の肖像 ほか)
二等兵から赤貧時代―二十一歳‐三十八歳(赤紙来ル;鳥取連隊へ入営 ほか)
結婚から超売れっ子時代―三十九歳‐五十九歳(五日で結婚!;苦くて甘い新婚生活 ほか)
還暦から妖怪探究時代―六〇歳‐七十九歳(還暦を迎え仕事を減らし家族と過ごす;父・亮一死去 ほか)
幸福希求時代―八〇歳‐九〇歳(水木しげる記念館開館;吉報舞い込む ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン・シャーリーこと寺
46
水木しげるの人生を新聞形式で。水木ファンにはお馴染みのエピソードだらけだろうから斜め読みするつもりだったが、夢中で読んでしまった。写真や図版が豊富というのはやはり良い。懐かしい昭和の姿もある。水木さんの自伝的漫画で必ず出る人物の実際の写真を見ると、砂原軍医(南方に残ろうとした水木しげるを日本に帰国するように促した)や梅田栄太郎(ねずみ男のモデル)等、漫画よりも美男子な事に驚く。若くして脚光を浴びた人ではないが、歳を取れば取るほどに大きくなる存在感が素晴らしい。こういう人生もあるのだ。面白かった。2014/06/10
しずるか
1
4月にゲゲゲの人生展へ行った時に購入。大先生が妖怪になる前に作られた本だから今更売れなくて困ってるだろうとボランティア気分で買ったんだけど、思いの外よく出来ていて満足。全ページカラーだし、写真の散りばめ方も見やすくて丁度良い。何より、大先生がまだお元気で描きまくってるような錯覚が味わえてひとりグッときた。2017/06/27
大臣ぐサン
1
水木しげるの人生を新聞形式で綴る一風変わった水木しげる本。内容的には目新しいものはあまりないが、写真が多いのが嬉しい。ビギナー向け。2013/02/18
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