内容説明
思春期になるまでに、子どもと話しておきたい、性のこと、いのちのこと、生きること。子育てに生かす性教育の本。
目次
1 子どもに性を話す理由ってなに?(生まれたときからおとなは性にこだわっている;名前で表す性 ほか)
2 性をどう考えて子育てをする?(まずは身体の部位の名称を正しく教えることから;性について教えすぎはあるの? ほか)
3 女の子の性のはなし(「プライベート・ゾーン」の確立は自立の基礎になる;子どもを性被害から守るために伝えたいこと ほか)
4 男の子の性のはなし(お母さんもお父さんも、学ばなければ話せない;「キレイ」が好まれる時代に話しておきたいこと ほか)
5 こんなに多様な人間の性(セクシュアル・ライツは自分らしく生きる権利;女と男の分かれ目は、そうはっきりしていない ほか)
著者等紹介
安達倭雅子[アダチワカコ]
1937年、大分県生まれ。明治大学文学部文学科卒業。79年から97年まで「子ども110番」の電話相談をする。「熟年110番」兼務を経て、現在は“人間と性”教育研究協議会幹事。同会「性と性教育電話相談」相談員。「埼玉子どもを虐待から守る会」電話相談員。NPO法人チャイルドライン支援センター常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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