出版社内容情報
秀吉から「天下無双の勇士」と讃えられた、筑後柳河十三万石の領主・立花宗茂。武勇人にして清廉な為政者であった彼の生涯を綴る力作長篇。
内容説明
猛きのみにあらず―愚直なまでに誠実に、清廉に生きた天下無双の戦国武将!筑後柳河十三万石の領主、立花宗茂。実父・高橋紹運、養父・立花道雪の高潔な生き方を人生の範とし、猛々しい中に清々しさを宿し、秀吉から天下無双の勇士と讃えられた武将の波乱の生涯を描く。現代人の心を癒し、人間の温もりをほのぼのとつたえる歴史巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
14
今まで知らなかった立花宗茂の男の生き様が語られた物語。後書きにも書かれていたが。実父高橋紹運、養父・立花道雪の物語にも感じられる。その中で誾千代とのすれ違いが、逆に男を貫いた故の皮肉であり、また誾千代が性格的に男以上に男らしかったかも知れない。清廉な人柄と潔い身の処し方に、これからの生き方のひとつの手本としていきたくなる。愚かな僕は、すぐ忘れてしまうのだが。本多平八郎忠勝、加藤清正、島津義久との関わりを見ても、やはり魅力的な人物に間違いはなかった。2014/02/25
Ryuji
0
★★★★
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- 洋書
- Love's Grip