大空ポケット文庫
まだある。―今でも買える“懐かしの昭和”カタログ 生活雑貨編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784903175027
  • NDC分類 675.1
  • Cコード C0177

内容説明

六〇~七〇年代、いわゆる高度成長期に発売された生活雑貨・日用品を中心に、思わず「え?これ、“まだある”の?」と叫んでしまうモノを一〇〇点セレクト。たわし、石けん、化粧品、水枕、湯たんぽ、ハエたたき…。ロングセラーの定番雑貨から、商店街の「よろず屋さん」「金物屋さん」で見かけたユニークなアイテムまで、「昭和の暮らし」を豊かに彩ったモノたちをオールカラーで一挙紹介。

著者等紹介

初見健一[ハツミケンイチ]
1967年、東京生まれ。日本大学英文学科卒業。出版社勤務を経て、現在はフリーのライターとして、主に学校教育、PC関連、タウン情報などの分野で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

27
2006年刊。現役の懐かしい雑貨をカラー写真付きで、著者の思い出と共に紹介。ハクキンカイロが持つ「モノとしての魅力」は健在。電気コンロ(ニクロム線)→鍋物→日曜夕方→アニメという記憶の連鎖。台所でフニャフニャになってた粉クレンザーの円筒紙容器。タバコライオンのシャープなデザイン。水枕の匂いは昔を思い出させる。ハエとり紙は世界で活躍中。バネ式ネズミ捕りにも老舗メーカーあり。CMを思い出すバイタリス、MG5、ブラバス、マンダム。泥棒の使う唐草模様の風呂敷は戦前のヒット商品で、東京ぼん太の背広も唐草模様だった!2017/12/09

ふろんた

12
存在を知らなかったものもあるが、こどもの頃を思い出します。2014/06/15

noby

10
なんというジャンルになるのでしょうか。「懐かし本」なのかもしれませんが「まだある。」商品なんですよね。面白いタイトルです。食品、文具、駄菓子、玩具、おやつ、キャラクターなどシリーズがたくさん出版されています。  「それにしても、ほうきに限らず、本書掲載商品全般にいえることだが、手作り商品よりもプラスチックやビニールやアクリルを使用したモノばかりに郷愁を感じる、という習性を持つ我々は、つくづく「大量生産時代」なのだなあ、と実感。」と仰る著者に共感しました。2017/02/26

圓子

5
ナツカシモノにも、都会と田舎ではタイムラグがあるよなあ(特に衛生関係)。あとは家庭環境。勤め人と自営業主の家では、手近にあるものの種類が違う。どっちも後者の我が家では、いまだにハエトリガミもハエたたきも使ってる(ここまでくると田舎でも特殊か)。あ、ハエ避けカバーも。ううむ。ハエばっか。2016/08/07

つちのこ

4
大空文庫2006年刊。1960~70年代の高度成長期に発売された日用雑貨のロングセラーを掲載している。ほとんどが今も売れている現役商品だが、思いで深いのは仁丹。ほろ苦い、まるで砂をかじっているような味…私がもつ仁丹のイメージである。はるか昔、じいさんの胡坐にちょこんと座ると、苦味がきいた仁丹特有のツーンする匂いがしたものだ。あの頃の大人たちはだれもが仁丹を噛んでいた。親父の机の引き出しにもあったし、じいさんのドテラのポケットにも入っていた。子供心に銀の小粒の仁丹は大人の味がした。うーん、懐かしい。2020/01/17

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