内容説明
周防国遠崎村の浄土真宗本願寺派妙円寺に月性という若き僧侶がいた。維新の先覚者、海洋への眼差し。
目次
序章 「月性はどんな人物だ」藩公が問う
第1章 山海の地勢が人をつくる
第2章 勤王と海防論に目覚める
第3章 海からの脅威・異国船と植民地化
第4章 耶蘇教侵入を鎖国制度で排除
第5章 海の危機、歴史と思想・制度を生む
第6章 海防・独立・尊王運動へ
第7章 維新回天へ黎明の風
第8章 倒幕、王政復古へ義兵を
第9章 内憂外患制して国家新生へ
第10章 皇国の大変革に備えよ
終章 明治維新 歴史が新しい歴史をつくる
著者等紹介
秋田博[アキタヒロシ]
1931年、山口県生まれ。55年早稲田大学政治経済学部卒業。読売新聞入社、経済部次長、調査研究本部主任研究員、同本部次長91年退社。先端科学・技術交流の「東京テクノ・フォーラム21」創設に参画、事務局長。読売新聞社社友、日本記者クラブ会員、日本エッセイスト・クラブ会員。この間、ノンフィクションの執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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