出版社内容情報
効果的な教育を展開するには習慣形成がもっとも重要です。やる気にさせ、伸ばすコツなと教える側の極意が詰まった本書で、教育のヒントを見いだしてください。【編集担当者コメント】記憶に残る勉強法、気づかせる教育など、なんらかのヒントがつかめる本です。コミュニケーションやカウンセリングに興味のある方もご一読ください。
内容説明
本書では、イリノイ大学医学部教育開発センターの教育心理学者マックガイヤーの効果的医学教育の展開の原理に、著者の専門とする大脳生物学・神経心理学をもとにした「脳の仕組みから見た効果的学習法」を追加して解説している。医学情報担当者教育センターが開催したセミナーの講演録。
目次
東大はどうして１位になれないか
教育とはなにか
教育の３大柱
何を教育するのか、教育目標の３領域
わかっていてもやらないのはなぜか
教育は習慣づけ
自己学習
一般的目標と個別的目標に分ける
ＲＵＭＢＡの原則
記憶の中枢にスイッチを入れるには
行動変容こそが教育である
マックマスター大学
記憶に残る勉強法
２つの教育法
モチベーションの大切さ
学生のいないオックスフォード大学
創造性はいつ育つのか
拡散的思考と日本人
積み上げ方式ｖｓばらばら方式
これからの医療
患者中心の医療を実践するためのコミュニケーション教育
