内容説明
記憶の年輪を見据えて。でいごは戦争の死者たちを蘇らせる記憶の花なのだ。時代の波に翻弄された村人の生と死を描いた、大城貞俊の代表作『椎の川』に通じる未収録の感動四篇。
著者等紹介
大城貞俊[オオシロサダトシ]
1949年沖縄県大宜味村生まれ。1973年琉球大学法文学部国語国文学科卒業。県立高校教諭、県教育庁県立学校教育課指導主事等を経て、琉球大学教授。詩人・作家。沖縄タイムス芸術選賞文学部門(小説)大賞受賞、沖縄タイムス教育賞受賞。主な著書、詩集『夢・夢夢(ぼうぼう)街道』、評論『沖縄・戦後詩人論』、『沖縄・戦後詩史』、小説『椎の川』(具志川市文学賞)、『山のサバニ』(戯曲「山のサバニ~ヤンバル・パルチザン伝」第1回沖縄市戯曲大賞)、詩集『或いは取るに足りない小さな物語』(第28回山之口貘賞)、小説『記憶から記憶へ』、『アトムたちの空』(第2回文の京文芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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