内容説明
本書は、京都大学大学院人間・環境学研究科(略称「人環」)が、「自然と人間との共生」という理念のもとに、二十一世紀における人間と環境との新しいかかわりを模索してゆくために発刊している機関誌『人環フォーラム』(No.1~26)のうちの、知のファーストランナー、知の探検者たちとの歓談、共同討議の記録を集成。
目次
自然と文化の境界を超えて
創造性のある人間とは
「森林の文化」を再考する
ポスト京大百周年を考える
「考古学ブーム」を再考する
科学は悪魔か―ゲーテから現代まで
聖なる時間、聖なる空間とは
映画学と国立大学の未来
東アジアの過去、現在そして未来―二〇世紀から二一世紀へ
ゲノムと哲学―二一世紀の新しい学を求めて〔ほか〕
著者等紹介
高橋義人[タカハシヨシト]
1945年、栃木県生まれ。1968年、慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学助手、京都大学教養部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、京都大学名誉教授。平安女学院大学特任教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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