ピサロ/砂の記憶―印象派の内なる闇

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  • サイズ A5判/ページ数 504p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903174037
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C1071

内容説明

最強の「風景画家」ピサロ物語。「感覚」の魔術師カミーユ・ピサロとは、なにものか―。気鋭の美術史家による渾身の労作!第16回吉田秀和賞受賞。

目次

「猶太教の隠忍な潜力」―高村光太郎の批評から
ある隠れユダヤ教徒の生涯
ピサロ一族とその他の異端者たち
セント・トーマス島から
第二帝政期のパリ、そしてサロン
内部の声を聞く者たち
印象派、すなわち、画家、彫刻家、版画家など
ある友情のかけら―ピサロとルノワール
父として、画家として、ユダヤ人として
蜜蜂の飛ぶカンヴァス
反ユダヤ主義的アナーキスト?
ドレフュス事件

著者等紹介

有木宏二[アリキコウジ]
1967年、大阪に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、宇都宮美術館に学芸員として勤務。主に西洋近・現代美術の展覧会を担当。『ピサロ/砂の記憶―印象派の内なる闇』で第16回吉田秀和賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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T.Y.

3
印象派の長老的存在であったピサロのモノグラフィーだが、彼の出自がイベリア半島のマラーノ(隠れユダヤ人)の家系であったことに注目し、16世紀のマラーノ、ウリエル・ダ・コスタの伝記から話を始める独特の一冊。政治的にはアナーキストとして、ブルジョワ社会を批判し、農民にも都市画にもそうした思想的主張を込め続けたピサロ。その背景にあるものは。厖大な書簡を引用した綿密にして大胆な研究。なかなか面白い。2015/02/23

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