出版社内容情報
【保育士等キャリアアップ研修とは?】
一般的に保育所では、園長、主任といった限られた役職のみで運営されているところが多く、
役職が少ないためにキャリアを積んでも役職に就けない、昇給もできないなど問題が生じていました。
これが離職者を生む原因にもなっていました。
それを改善するために導入されたのが「処遇改善等加算Ⅱ」という制度で、
保育士のキャリアアップに向けて研修体制を確立し、技能や経験を積んだ保育士に対して賃金を上乗せする仕組みです。
この加算を受けるための要件となるのが、保育士等キャリアアップ研修です。
【本書の特徴と第3版のポイント】
本書は、保育士等キャリアアップ研修における「食育・アレルギー対応」分野について
国が定めたガイドラインに準拠したテキストです。
わかりやすい解説と豊富な演習課題で、15時間の研修が「学びやすく」「教えやすい」内容になっています。
第3版では、2021年に策定された「第4次食育推進基本計画」を踏まえた内容の見直しをメインに、
アレルギー対応の分野でも一部見直しを行いました。
【主な目次】
第1章 栄養に関する基礎知識
第2章 食育計画の作成と活用
第3章 保育所における食事の提供ガイドライン
第4章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解
第5章 食物アレルギーのある子どもへの対応
資料 食物アレルギー事故発生ロールプレイング ほか
【監修】
秋田喜代美(学習院大学教授、東京大学名誉教授)
馬場耕一郎(友愛福祉会理事長、元厚生労働省保育指導専門官)
【編集】
今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座教授)
堤ちはる(相模女子大学教授)
【執筆者】
安部眞佐子(大分県立看護科学大学准教授)
太田百合子(東洋大学非常勤講師)
堤ちはる(編者)
手塚純一郎(福岡市立こども病院アレルギー・呼吸器科科長)
福家辰樹(国立成育医療研究センターアレルギーセンター総合アレルギー科医長)
今井孝成(編者)
目次
第1章 栄養に関する基礎知識(栄養の基本的概念と栄養素の種類と機能;食事摂取基準と献立作成・調理の基本 ほか)
第2章 食育計画の作成と活用(食育の理解と計画および評価;食育のための環境 ほか)
第3章 保育所における食事の提供ガイドライン(保育所における食事の提供ガイドラインの理解;食事の提供における質の向上)
第4章 アレルギー疾患と保育所におけるアレルギー対応ガイドラインの理解(気管支喘息(気管支喘息発作時の対応を含む)
アトピー性皮膚炎 ほか)
第5章 食物アレルギーのある子どもへの対応(食物アレルギー事故予防;食物アレルギー事故対策 ほか)
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
学習院大学教授・東京大学名誉教授
馬場耕一郎[ババコウイチロウ]
社会福祉法人友愛福祉会理事長・元厚生労働省保育指導専門官
今井孝成[イマイタカノリ]
昭和大学医学部小児科学講座教授
堤ちはる[ツツミチハル]
相模女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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