内容説明
本書は、国内外に向けて新たな啄木像を発信し続けてきた著者が、日本文学や啄木を学ぶ一般読者の方にも読みやすいように工夫を凝らし、啄木のすべてを一冊にまとめたまったく新しいタイプの『石川啄木入門』書です。なぜ、今、啄木が世界から受け入れられているのか、その答えが本書できっと見つかるはずです。
目次
1 その二六年二カ月の生涯
2 短歌の世界
3 詩の世界
4 小説の世界
5 評論の世界
6 日記の世界
7 書簡の世界
8 寺山修司と井上ひさしの啄木受容の相違
著者等紹介
池田功[イケダイサオ]
1957年(昭和32)新潟県生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。韓国・東国大学校招聘特別専任講師、ドイツ・フライブルク大学及びボン大学日本文化研究所客員研究員を経る。現在、明治大学政治経済学部教授、同大学院教養デザイン研究科教授、文学博士、国際啄木学会副会長、「りとむ」短歌会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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