内容説明
孤独、憎悪、相剋、破滅…高橋和巳の文学、現在へ。
目次
1 遺書としての手記『悲の器』1
2 時間の光芒『悲の器』2
3 涙の孤独『堕落』
4 死の詩人『憂鬱なる党派』
5 仮面の性『我が心は石にあらず』
6 血のざわめき『日本の悪霊』
7 失語症の嘔吐「散華」
8 蜂起する記憶『邪宗門』
9 棄子の遺書『捨子物語』
10 感傷する性「もう一つの絆」
11 切断された時間『我れ関わり知らず』
著者等紹介
橋本安央[ハシモトヤスナカ]
1967年生まれ。大阪府出身。京都大学文学部卒業後、アデルファイ大学大学院、東京都立大学大学院を修了。関西学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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