IMF〈下〉―世界経済最高司令部20ヵ月の苦闘

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IMF〈下〉―世界経済最高司令部20ヵ月の苦闘

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903063638
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C0030

内容説明

中国台頭を加速させその後の世界に大きな影響を与えた“アジア通貨危機”を舞台に国際政治経済の最深部を描く。世界経済の転機において、何が起きたのか。現代世界をより深く理解するための必須の書。

目次

第8章 泡と消え去る―インドネシア一九九八年一月~四月
第9章 突き付けられた「ニエット(ノー)」―ロシア一九九八年七月~八月
第10章 リスクのバランス―米国一九九八年八月~九月
第11章 どこまで深いのか―米国一九九八年九月~一〇月
第12章 ようやくにして脱出―ブラジル一九九八年一〇月~一九九九年三月
第13章 危機から脱したあとに

著者等紹介

ブルースタイン,ポール[ブルースタイン,ポール] [Blustein,Paul]
ジャーナリスト。1951年米国生まれ。オックスフォード大学で哲学・政治学・経済学を学ぶ(ローズ奨学生)。ジャーナリストになり、フォーブズ誌、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ワシントン・ポスト紙で、経済・ビジネス分野の記者として活躍。1990年~95年には、ワシントン・ポスト紙のアジア特派員として東京に赴任。経済・金融分野における卓越したジャーナリズム活動に贈られる「ジェラルド・ローブ賞」を含む、数々の賞を受賞。現在、ブルッキングス研究所フェローも務める

東方雅美[トウホウマサミ]
東京都出身。慶應義塾大学法学部卒、米国バブソンカレッジ経営大学院修士課程修了(MBA)。出版社や経営大学院の出版部門での勤務を経て独立。ビジネス・経済分野を中心に、翻訳、ライティングなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

18
上下巻を通して読んでみたのですが、読み物としては表にはあまり報道されないことが書かれていて面白く読むことができました。しかしながら世界の頭脳ともいうべき人々が働いている割には、IMFの役割というものがあまり具体的には出てきません。なにかいつも対症療法のような感じがしてなりません。もう少し事前に対策をうつなり、国際金融体制とかをどうするか、という観点からのIMFの役割に触れてほしかった気がします。2014/08/01

jj

8
2013年刊。アジア通貨危機から新興国における通貨不安、1998年8月ロシア通貨デフォルト、1999年1月ブラジル通貨危機とソブリン債務再編メカニズム(SDRM)まで下巻。IMFとクリントン政権はアジア諸国に無理な要求を実施。特に韓国経済の構造的問題はここで形成。融資条件が景気後退期の緊縮財政や高金利政策が危機を深刻化。結局IMFのパッケージより日本の支援(チェンマイイニシアティブ・通貨スワップ)がアジア通貨危機を沈静化されたのは事実。IMFパッケージの多すぎる失敗は、IMFの信頼性を失墜させたという。2016/10/05

koji

6
97~98年のタイ、韓国、インドネシア、ロシア、ブラジルの金融危機における格闘を通してIMFの役割を再認識させられました。著者は、韓国、ブラジルでIMFが成功した要因を「民間の債権者の巻き込み」と言います。その有効性は、①正義、②安全性、③納税者のお金が金持ちのポケットに不当に流れていくのを止められることにあるようです。電脳投資家の行動を抑え込むには有効な手立てでしょう。私には、アン・クルーガーの国際破産手続きが最も理解できるものでした。唯もう少し訳がこなれていれば、もっと面白い読み物になったと思います。2014/06/17

むとうさん

6
下巻はロシアからLTCM、ブラジルに波及するまで。よく1997年の通貨危機を「アジア危機」と呼ぶことが多いが、これを読むとそれが適切で無い事がわかる。フィッシャーがようやく自宅の本を手に取ることができたのがこれらが全て終わってからだった、という記述がその忙しさを物語る。日本の視点からだと当時大蔵省に金融機関監督部署があったことの意味は大きかったのだなと。大蔵省が大きすぎる問題はあっても、分離して本当に良かったのかわからなくなる。IMFそっちのけで主導権争いするドイツ他欧州諸国とか…国際政治は大変だ。2014/01/25

rubix56

5
☆☆☆☆ 2w 時間の関係で、10-12章を飛ばして、読んだ。上巻に続いて、97−98年no アジア危機について、IMFと当事者国の激し攻防がリアルに感じられる。上巻を含めて、この本を軸にIMF関係の本を読んでみたいと思った。2015/02/02

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