内容説明
少子高齢化時代の幸せな財政のポイント。世界一の借金国家、日本。国債発行、金融政策にも限界が見えてきた。「財政」「税」のかたちを国際比較し、バブル崩壊以降の日本の姿をたどる。そして見えてきたこの“国のかたち”とは…。これから私たちはどんな「国のかたち」を選ぶのか?
目次
財政や政府は、なぜ必要か
変化してきた公共部門の経済活動
人間の一生と公共
公に払うか民に払うか―家計収入の使い道
財政だからできること―公共部門の本質論
財政の機能の1つ目:資源配分機能
財政の機能の2つ目:所得再分配機能
財政の機能の3つ目:経済安定化機能
財政思想と現代
財政民主主義としての予算〔ほか〕
著者等紹介
星野泉[ホシノイズミ]
東京生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士前期課程修了、立教大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。明星大学人文学部助教授、明治大学政治経済学部助教授を経て、2002年同教授。専攻は財政学、地方財政論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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