内容説明
弁護士。これほど人間臭い仕事もない。和解でのしたたかな交渉。ホームレスから社長だと打ち明けられた?!「アイツならやりそうだ」―そんな男の冤罪を晴らす。時に依頼人とともに怒り、絶望し、涙する。そんな弁護士たちの奮戦記。
目次
路上の事件簿
介護事故で骨折した後、誤嚥性肺炎で姉が亡くなった―死亡の責任を施設に問えるか?
ある事業承継ものがたり
ウーバーイーツユニオン結成の意義
情報公開法改正法案の起案に携わって
刑事弁護のもう一つの側面
記憶に残る弁護―再度の執行猶予中の男性
集会を見守る―抗議の路上で弁護士ができること
私の原点―二つの事件が教えてくれたこと
北朝鮮政府を訴える
「家庭」で起きる重大事件の弁護
子どもをサポートする仕事
「セックスワークにも給付金を」訴訟―職業スティグマに立ち向かう
誤認逮捕―冤罪事件に立ち向かった一九日間