内容説明
なぜこんなに冷酷なことができるのか?!外国人事件専門の弁護士、渾身の奮闘記。
目次
講演録:外国人労働者受け入れ制度を検証する
第1章 外国人労働者と人権(技能実習生の権利主張を阻む様々なシステム;送り出し国段階での中間搾取;現場から1 過酷!技能実習生の賃金・労働条件;現場から2 外国人労働者と労災;現場から3 ハラスメントが多すぎる;現場から4 いつ辞めさせられるかわからない;現場から5 人身取引?!―騙されて約束と違う仕事に就かされた;現場から6 技能実習生が恐れる「強制帰国」;外国人労働者受け入れ制度はどうあるべきか;外国人労働者の権利救済のためにすべきこと)
第2章 入管政策と人権(入管収容の現場で―外国人には人権がない?!;就労禁止!再収容を恐れる仮放免者の生活;在留特別許可の難しさ;生まれも育ちも日本。でも在留資格がない!;現場から1 適法に在留することも出国もできない―宙に浮いたスリランカ人;現場から2 不法就労を助長したとして永住者が退去強制;現場から3 単身赴任が偽装結婚と見なされ、退去強制命令;現場から4 チャーター機による一斉強制送還;現場から5 劣悪な被収容者の医療環境;被収容者・仮放免者はどう闘ってきたか)
著者等紹介
指宿昭一[イブスキショウイチ]
弁護士。日本労働弁護団常任幹事・東京支部事務局元事務局長。外国人技能実習生問題弁護士連絡会共同代表、外国人労働者弁護団代表。労働事件・外国人事件に専門化した弁護士業務を行う。外国人研修生の労働者性を初めて認めた三和サービス事件地裁・高裁判決、精神疾患に罹患した労働者の解雇を無効とした日本ヒューレット・パッカード事件最高裁判決などで勝訴(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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