内容説明
1人暮らしだ…。家族は離れている…。家族とうまくいっていない…。どうしたら…!?こんなときの成年後見制度どんなもの?どうするの?実例を挙げ、成年後見制度を分かりやすく解説。
目次
判断力がなくなった―法定後見(後見開始の申立て;事例・亡夫の甥姪が二人で成年後見人に―血縁者で面倒を見る人はいなかった…;財産管理と身上監護を分けて後見人を選任―身上監護は息子、財産管理は弁護士に ほか)
判断力があるうちに―任意後見(任意後見制度;事例・近所の親しい友人が任意後見人に―後見開始までの間の財産管理の委任契約もした;実母と任意後見契約を結んだ―父母の争いに終止符を打つために後見人に ほか)
成年後見をつけるまでいかないが…地域福祉権利擁護事業(日常生活自立支援事業)(地域福祉権利擁護事業=日常生活自立支援事業とは?;事例・夫婦二人、自立した生活をしていたが…―夫が倒れ、妻は骨折とうつ状態に)
著者等紹介
増本敏子[マスモトトシコ]
弁護士・横浜弁護士会所属。1962年弁護士登録。1984年・85年度日弁連女性の権利委員会委員長。民事調停委員、家事調停委員などのかたわら、家庭裁判所選任の財産管理人や成年後見人を数多く務める。10年間老父を自宅介護して看取ったことにより、医療や介護の現場と深くかかわり、次第に高齢者問題に仕事の重点を移すこととなった。自分自身の老後を考えざるを得ない年齢に達し、今後の研究テーマを高齢者問題にしぼりつつある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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