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出版社内容情報
●えっ!ホント?そーなの?「食」と政治の裏話満載
死の床で周恩来首相が食べたかった郷土料理とは。文革指導者の転落の裏に魅惑の食材が。故朴大統領時代の「麦飯」も今は昔、背景には韓国経済の発展。エリゼ宮での“晩餐外交”に露大統領も・・・。産経新聞外信部のアジア、欧州、中東の特派員が筆をふるいます。
●「食」から見えてくる政治家の素顔
人心掌握に酒を利用した孤独な独裁者、死の1週間前にみせた執念ともいえる元大統領の食欲、あの味が忘れられず今もお忍びで通うかつての首相など、ときにはすさまじく、ときにはほほえみたくなる世界の政治家たちの姿がほの見えてきます。
●国際政治を複眼的に
この本は産経新聞の外信面に平成15年夏から始まった「食の政治学」のうち、17年8月末まで掲載されたものを地域別にまとめ、加筆したものです。日々の国際政治の動きとはまたちがった政治家たちの“考え方”などがうかがえます。
内容説明
政治、外交、人柄が…『食』を通してみえてくる。おもしろエピソード満載。アジア、欧州、中東の特派員が取材・執筆。
目次
アジア(獅子頭―周恩来首相、死の床で欲した郷土料理;麻婆豆腐―〓(とう)小平氏、パリで学んだ炊事と行動力
紅焼肉―「醤油抜き」にこだわった毛沢東主席 ほか)
欧州(ツグミのファルシ―プーチン露大統領も“はまった”晩餐会;フォアグラ―対立解消へシラク大統領の深慮遠謀?;テット・ド・ヴォー―シラク大統領も好きな庶民料理 ほか)
中東(マスグーフ―フセイン元大統領も好物?の鯉料理;デーツ―庶民の意識映すイラク人自慢のデザート;サトウキビジュース―カダフィ大佐のしたたかな計算 ほか)