目次
1 『阿弥陀経』の概要―舎利弗への一方的な呼びかけ
2 声聞であり智慧第一と称される舎利弗(声聞は仏に成るか;『維摩経』、『法華経』における舎利弗;知慧第一の舎利弗とは)
3 思い込みというこころの闇が破られる舎利弗(『大経』『観経』そして『阿弥陀経』の関連性;「舎利弗、汝が意において云何」;舎利弗に問われる「倶会一処」の極楽;舎利弗よ、あなたは臨終来迎を信じますか;なぜ舎利弗は言葉を失い黙っていたのか)
4 はじめて問いに立つ舎利弗のすがた―「舎利弗 汝が意において云何」(問いに立ち中道を歩む舎利弗;はじめて聞こえてきた六方諸仏の声;舎利弗一人に説かれた釈尊の出世本懐)
5 舎利弗のすがたが“こだま”となって呼びかけるもの(光が当てられ“こだま”する舎利弗の声;舎利弗が“こだま”となって私たちに呼びかけるもの)
著者等紹介
大窪康充[オオクボコウジュウ]
1965年石川県白山市(旧松任市)生まれ。真宗大谷派浄土寺住職。大谷大学大学院博士後期課程満期退学。真宗大谷派擬講。金沢教区教学研究室元室長。金沢真宗学院指導主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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