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目次
第１章 狛犬ほどバラエティに富んだ造形物はない
第２章 狛犬の起源と「はじめ狛犬」の魅力
第３章 狛犬の歴史と種類
第４章 もうひとつの狛犬―狼像
第５章 戦争と狛犬
第６章 アートとしての狛犬
第７章 寅吉・和平の奇跡
著者等紹介
川口慎二［カワグチシンジ］
大阪大学名誉教授
古川顕［フルカワアキラ］
京都大学大学院経済学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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pino
82
全国には、狛犬ファンが大勢いるんですね。本書は、初心者や海外の方にも分りやすい様に工夫されています。「はじめ狛犬」と呼ばれる物は、素朴で、頭をなでてみたくなります。狛犬のポーズも様々。尻をあげている狛犬もありました。時代とともに狛犬も変化しているそうです。戦時中には、威厳を示す姿になり、驚いた事に現在の狛犬は中国製が殆どとか。表紙の狛犬は、小林和平氏作。優しい面持ちは氏の悲しい体験からのものでしょうか（福島県の神社に奉納されているそうです） ～狛犬の尾も観賞のポイントだとか。通のフリして後ろを観てみよう。2012/08/26
はる
10
今まで狛犬に興味はなかったけど、狛犬巡りをしてみたいと思いました。狛犬の奥深さを知れておもしろかったです。私は山歩きが趣味で、たまに神社を通りますが、この本を読んでいればもっと楽しかっただろうな、とちょっと後悔。2019/12/13
コーデ２１
10
これまでも狛犬には興味あったものの、一気に狛犬熱をアップさせるキッカケとなった一冊！分類など統一性がいまいちなので、少々読みづらさもあるけど、狛犬初心者にとっては多種多様な狛犬をクリアな画像で見れるのが一番の嬉しさでした！作者たくき氏の熱愛する石工の話など、狛犬愛に満ち満ちた一冊☆ 図書館で借りて読んだあと、今後の狛犬巡りのバイブルとしてネット購入しました（＾m＾）今後もおおいに参考にしながら狛犬ハンターしなくちゃ♪＾＾2015/10/20
ののまる
7
この週末のためにお勉強です。「江戸はじめ」狛犬がいいねえ。2014/11/06
ひなにゃんこ
7
★3.5 狛犬本３冊目。オールカラーで見やすく、説明も平易。しかも全て英訳付き。取っ掛かりとして顔だけ並べた１章と、個性の強い狛犬を集めた２章が特に楽しかった。真面目度・ユニーク狛犬含有量で見ると、『日本全国 獅子･狛犬ものがたり』と『こまいぬ―不思議犬一六〇匹を散歩』の中間くらいかな。この３冊で、かなり狛犬鑑賞の幅が広がった！ 素朴な造形だから古い、というわけでもないんだな。2012/02/23
