内容説明
長寿日本一の長野県!観光立県長野県!教育県といわれた長野県!長野県の明日は輝いているか?この多難な時代に長野県の未来像を8人の識者が熱く語る!!
目次
第1部 長寿県―豊かなシニアライフ(家食パラダイス―「食べること」と「健康づくり、地域づくり」との素敵な関係;シニアの資産運用―より豊かなシニアライフを目指して;効果的な健康運動実践法―人世はピンピン☆きらり)
第2部 観光立県―新たな産業の柱・観光(長野県産業の未来―長野県民の持ち味「企業家精神・転換能力」を発揮して;これからの観光まちづくりを活かす五つの戦略―「おもてなし」の心がみちびく旅の感動と思い出)
第3部 教育県―教育現場での新たな試み(大学生の基礎学力の現状と小・中・高における教育のあり方―「おもしろい、わかりやすい教育」を行なえば子どもはついてくる;転換期の日本経済とキャリア教育―モデルなき社会を生き抜くための対応力を育てる;好奇心を育む大学教育―地域社会の教育力を大学教育の中に活かす)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
15
藤波大三郎教授によると、2002年にダニエル・カーネマン氏がノーベル 経済学賞を受賞したのが価値関数。人の価値の感覚は値下がりの損の方が、 値上がりの得より2倍強いという。頻繁な情報に翻弄される人間(53頁)。 ということは、ネット中毒もそうした危険がありはしないか? 適度な付き合い方が求められよう。さらに危機的なのは、公的年金はインフレには負けること(74頁)。今週の週刊ポストを立ち読みすると、納付率のちょろまかしがあると知った。申請免除2割ならば、4割しか国民年金を納める人がいないのだ。 2014/07/02