内容説明
漢文訓読に始まる国語の自覚、あるいは、国語の特性としてのテニヲハの発見。
目次
国語学史の意義及び態度
奈良朝時代の文献に見ゆる当代の国語意識
倭名類聚鈔の出現
歌学の興起と国語字書の出現
仮名の発生、音通説の出現と五音の図の成立
約音、略語、発語等の説
定家仮名遣
手爾波大概抄及び切字の説
語の類別并に用言の活用の認識
姉小路式及び其の系統のてにをは研究〔ほか〕
著者等紹介
山田孝雄[ヤマダヨシオ]
1875年生、1958年歿。国語・国文学者。富山市生れ。東北大学教授。「山田文法」として著名な文法学にとどまらず、広く国語学と国文学に関する膨大な著作を遺した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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