文句の多い子猫たち

マーシュリアーノ，フランチェスコ【著】〈Ｍａｒｃｉｕｌｉａｎｏ，Ｆｒａｎｃｅｓｃｏ〉/服部 京子【訳】

Ｋ＆Ｂパブリッシャーズ（2018/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 110p／高さ 19cm
• 商品コード 9784902800647
• NDC分類 931
• Cコード C0072

出版社内容情報

むやみに動き回る子猫だって色々なことを考えている。子猫たちの思いをポエムと写真で綴る、『おしゃべりな猫たち』に続く猫の詩集。＜NYタイムズベストセラー入り! 全米100万部突破のネコ詩集＞





子猫の声に耳を傾けてみたら……

聞こえてきたあんなこと、こんなこと



「これはマミー…じゃないかも」と思いつつ、ブランケットやカシミヤのセーター、もじゃもじゃ胸毛のおとうさんをふみふみする子猫。真夜中にヤモリと友だちになる子猫。なんにでも頭をつっこんで、粉だらけ、チョコまみれになってる子猫。おもちゃのネズミは好きだけど、本物のネズミには逃げ腰の子猫。ちっちゃな女の子にフリフリの洋服を着せられ、リボンや首飾りで飾りたてられて、逃げ出す隙をうかがってる子猫。キャットタワーからカーテンへ、カーテンからシーリングファンへ、家の中から外へ、外から家の中へ…しまいには屋根の上からおうちのひとの顔面に着地する子猫。

　好奇心旺盛で家中をひっかきまわす。やんちゃでちっともじっとしていない。かと思えば、アンモナイトのようにまあるくなってすやすや眠ってる。とんでもなくかわいくて愛すべき生きもの。

　そんな子猫があなたの胸に小さな頭をもたせかけてつぶやく。

“わたしはいま完璧な世界に生きている……こうして

わたしはあなたのそばでおとなになっていく”

はじめに

CHAPTER 1 New World 新しい世界

CHAPTER 2 New Family 新しい家族

CHAPTER 3 New Adventures 新しい冒険

CHAPTER 4 Same Old Trouble 日々のこと

フランチェスコ・マーシュリアーノ［フランチェスコ マーシュリアーノ］
著・文・その他

服部京子［ハットリ キョウコ］
翻訳

内容説明

子猫は幼くて、やたらと衝動的。でもだからといって、伝えたいことが何もないというわけじゃない。小さな猫たちはこの本のなかでみずからの思いを詩にのせておしゃべりしている。ふわふわのくせに爪は鋭い子たちのかわいらしさ、愛くるしさ、そしてちょっと神経質な面までが、それぞれの詩にあふれている。

目次

１　Ｎｅｗ　Ｗｏｒｌｄ　新しい世界
２　Ｎｅｗ　Ｆａｍｉｌｙ　新しい家族
３　Ｎｅｗ　Ａｄｖｅｎｔｕｒｅｓ　新しい冒険
４　Ｓａｍｅ　Ｏｌｄ　Ｔｒｏｕｂｌｅ　日々のこと

著者等紹介

マーシュリアーノ，フランチェスコ［マーシュリアーノ，フランチェスコ］ ［Ｍａｒｃｉｕｌｉａｎｏ，Ｆｒａｎｃｅｓｃｏ］
新聞紙上に長期掲載されている漫画『サリー・フォース』の作者のひとり。同時にウェブコミックの『ミディアム・ラージ』の連載や、エミー賞を受賞した子供向け番組“シーモアズ・プレイハウス”の脚本を担当したことも。彼の漫画は“ジ・オニオン・ニューズ・ネットワーク”“スモッシュ・ドットコム”“マックスウィーニーズ”にも掲載され、ニューヨーク・インターナショナル・フリンジ・フェスティバルでは演劇の演出も担当

服部京子［ハットリキョウコ］
中央大学文学部卒業。訳書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[雨巫女。@新潮部]

《私-図書館》子猫の気持ちで書かれた詩。可愛い子猫の写真とマッチしてた。

2020/01/31