内容説明
東京都内の公園や植物園、園芸店、道端で見つけられる植物の“可愛い”葉っぱを順不同で掲載。
目次
ヨウシュコバンノキ
ジャノメエリカ
ツルニチニチソウ
アイビー
カンナ
スモークツリー
フェンネル
オレガノ
ユーカリ
オリーブ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
138
葉っぱのカタログです。花を求めて植物を育てる人は多く、脇役になりがちな葉っぱ。それぞれに個性があり、季節によって緑の濃度も変化します。若葉は淡い色合いで、つい見つめてしまいます。真夏の直射日光にも耐えられて、私たちは木陰で休めます。深緑の後に訪れる秋、紅葉の主役は葉っぱです。そして葉を落とし、大地に栄養を育みます。…色んな形、三つ葉や四つ葉、線香花火のように繊細で棒状の葉。斑入りのバランスは絶妙です。…最近のお気に入りはハツユキカヅラ。年中楽しめて、常に色が変化して、緑や白や桃色、目を楽しませてくれます。2021/07/11
びぃごろ
16
葉っぱが大好きな著者。いいねぇ～(*´ω｀) 私も緑の葉っぱが大好きだ。そしてルーペを携え、コケの道に踏み込んでいったわけである。観葉植物として店先でよく目られるものやベランダや庭に生えており、見知っていてもその名前をキチンと言えるかどうかはまた別物。「名前」も知りたい私にはうってつけの写真集でした。帰化植物のナガエコミカンソウは探してみたい。トキワマンサクが１０ｍもの大木になって柳の様相をみせているのには驚いた。よく目にしている全身紫のツユクサはムラサキゴテンという名だったのね～。ノートに書いて覚える。2022/09/22
ジョニーウォーカー
16
読友推薦本。いろいろな花や植物を見ることはあっても、人間、意外とその葉っぱまではちゃんと見ていないものだ。本書は都内の公園や道端で見つけた、著者が「可愛い」と感じた葉っぱだけを収録。コンセプトの面白さもさることながら、純粋に、葉っぱたちの色や形状の違いに驚かされる。ハート型、ムカデ型、まん丸型、ヒイラギ型…おなじみのラグビーボール型なんてほとんど見当たらないのだ。読後、家の近くを歩いていると、東京にも意外と緑が多いことにも気がついた。いつもの散歩道に、またひとつ楽しみが加わった。2009/09/25
オレンジメイツ
8
「図書館本」まさに葉っぱばっかり。なのにみんな可愛くて癒やされた。フェンネル、クローバー、ジャカランダ等々、至近距離で見る魅力があった。2020/11/24
さよ
7
かわいい葉っぱの写真に、心がちょっと癒された気がする。5月は緑色がよく似合うなあ。2022/05/07
