漆器業地域の技術変化

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  • サイズ B5判/ページ数 134,/高さ 27cm
  • 商品コード 9784902695304
  • NDC分類 752
  • Cコード C3025

出版社内容情報



馬場 章[ババ アキラ]
1934年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業、日本大学大学院文学研究科地理学専攻修士課程修了。駒場東邦中学校・高等学校教諭、長野大学・日本大学非常勤講師を歴任。

目次

序章 研究の目的と方法、および全国の生産動向と研究対象地域の特色(研究の目的と方法;全国の生産動向と研究対象地域の特色)
第1章 漆器工業地域の技術変化と生産構造(木曾漆器工業地域;輪島漆器工業地域)
第2章 漆器工業と塗物工業の併存地域における技術変化と生産構造(紀州(海南)漆器工業地域・会津漆器工業地域の技術変化と生産構造
越前漆器工業地域の技術変化と生産構造
高松における漆器工業の技術と生産構造の変化
山中における漆器工業地域の技術変化と生産構造)
第3章 塗物工業地域の技術変化と生産構造(静岡漆器工業地域;名古屋における漆器工業(一閑張漆器工業・硬質漆器工業)の盛衰について)

著者等紹介

馬場章[ババアキラ]
1934年、東京に生まれる(後、会津で育つ)。1958年、福島県立大沼高等学校卒業。1960年、早稲田大学教育学部卒業。1962年、日本大学大学院文学研究科地理学専攻修士課程修了。1989年、理学博士。駒場東邦中学校・同高等学校教諭、長野大学非常勤講師・日本大学非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

6
日本の代表的漆器産地を調査し、戦後も漆器業地域であり続けた地域(木曾・輪島)、漆器業のほかに塗物工業(代用漆による吹付塗装)が台頭した地域(紀州・会津・越前・高松・山中)、漆器業が崩壊し塗物工業地化した地域(静岡・名古屋)の3つの類型を抽出、その展開の要因について分析した一冊。1959年の日中貿易途絶で中国産漆が入らなくなったことが転換の引き金になったとのこと。色々と勉強になりますが、16年刊行であるものの、基本的に著者の70~80年代の調査がベースになっており、90年代以降の変容が気になるところです。2019/04/14

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