多摩地域の歴史地誌―水と生活

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902695281
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C3025

出版社内容情報

「江戸の水元」であった多摩地域の水と人々の生活の実際を、歴史
 地理学の手法で概観したはじめての著書。地図・図版・…

◆目次
はしがき/第?T章 はじめに-歴史地誌学の考え方-/第?U章 湧水・小河川利用の生活/第?V章 井戸水利用の生活/第?W章 用水利用と生活/第?X章 水道利用と生活/あとがき/索引
◆表目次
?U-1 多摩郡の村落における湧水・清水の状況/?U-2 多摩郡における古城・館趾/?V-1 青梅市新町における『仁君開村記』に基づく井戸の記述/?W-1 武蔵国における郡別石高の推移/?W-2 玉川上水の多摩地域における分水の状況(開設年次順)/?W-3 小川村(旧小川新田)と小川新田との比較/?W-4 小川村(旧小川新田)と小川新田の成立目的/?X-1 東京都における浄水場の状況/?X-2 多摩地域における水道事業の変遷過程/?X-3 多摩地域の近代水道と都営一元化/?X-4 多摩郡における水利・用水の状況
◆図・写真目次
?T-1 系統地理学の考え方の概念図/?T-2 地誌学の考え方の概念図/?T-3 動態地誌学の考え方の概念図/?T-4 歴史地誌学の考え方の概念図/?U-1 東京の地形分類/?U-2 多摩地域における地形断面の概念図/?U-3 東京における湧水57選/?U-4 入間郡堀兼の井の挿絵/?U-5 2つの湧水タイプ/?U-6 井の頭池の景観/?U-7 現在の井の頭池の湧水地点/?U-8 武蔵野地域における主要な湧水地/?U-9 湧水地と標高との関係/?U-10 ママ下湧水群の湧水地点の一例/図?U-11 ママ下湧水の小河川/?U-12 滄浪浪泉園内の湧水地/?U-13 殿ヶ谷戸公園内の湧水地/?U-14 貫井神社境内の湧水/?U-15 お鷹の道に沿う小河川での湧水利用/図?U-16 深大寺の湧水と景観?@ /?U-17 深大寺の湧水と景観?A/図?U-18 武蔵国分寺の景観/?U-19 武蔵国分寺の挿絵にみられる古瓦/図?U-20 武蔵国分寺の文字瓦(郡名)/図?U-21 河岸段丘に沿ってみられる遺跡分布/?U-22 八王子城趾を中心とした元八王子村の全景/図?U-23 八王子城趾の挿絵/図?U-24 滝山城趾の挿絵//図?U-25 滝山城の縄張/図?U-26 片倉城の縄張/?U-27 片倉城趾の挿絵/図?U-28 深大寺城の挿絵/?V-1 羽村市の「まいまいず井戸」の景観/?V-2 青梅市の「大井戸」の景観/?V-3 青梅市の「大井戸」の復原平面図/?V-4 青梅市の「大井戸」の断面図/?V-5 青梅市「大井戸」の主体部(発掘調査時)/?V-6 青梅市新町に現存する吉野家の井戸/?V-7 あきる野市淵上の「石積み井戸」/?V-8 昭島市における井戸の分布//?V-9 昭島市「おいねの井戸」の地形断面図/?V-10 青梅市「親井戸」の地形断面図/?V-11 武蔵国庁推定地周辺における古代の竪穴住居址の分布/?V-12 府中市および調布市で発掘された井戸の平面図および断面図/?W-1 『武蔵名勝図会』にみられる府中用水/?W-2 玉川上水の分水路/?W-3 多摩地域における新田集落の分布/?W-4 小川村(初期新田)の村絵図(延宝2<1674>年ごろ)/?W-5 多摩郡上成木村における石灰生産の様相/?W-6 小平市上宿の景観/?W-7 小川新田(中期新田)の村絵図/?W-8 小川村(初期新田)の母村である岸村の位置/?X-1 東京都における水源量の推移/?X-2 東京都の水道水源と水道関係施設の分布/?X-3 東京都における水道非一元化地域

【著者紹介】
古田悦造(ふるたえつぞう)
1950年、名古屋市生まれ。1980年筑波大学大学院単位取得満期退学。1980年東京学芸大学着任。1987年文学博士(筑波大学)取得。2001年東京学芸大学連合大学院担当。2016年東京学芸大学退職。/単著『近世魚肥流通の地域的展開』、共編『歴史地理調査ハンドブック』『地誌学概論』、論文「『武蔵野夫人』の地理学的一考察―水系を中心に」「武蔵国多摩郡小川新田における開発目的の時代差」ほか

目次

第1章 はじめに―歴史地誌学の考え方
第2章 湧水・小河川利用の生活
第3章 井戸水利用の生活
第4章 用水利用と生活
第5章 水道利用と生活

著者等紹介

古田悦造[フルタエツゾウ]
1950年愛知県名古屋市生まれ。1980年筑波大学大学院単位取得満期退学。東京学芸大学着任。1987年文学博士(筑波大学)取得。2001年東京学芸大学連合大学院担当。2016年東京学芸大学退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品