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市民主権からの憲法理論―増補型改正の提案

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902651041
  • NDC分類 323.149
  • Cコード C3030

目次

第1章 日本国憲法をめぐる三つの綱引き(「保守」対「革新」の綱引き;「中央政府」対「自治体」の綱引き;「官僚」対「市民」の綱引き;綱引きを通じた市民による日々の立憲)
第2章 日本における市民主権の成立(市民主権の成立過程;市民主権の実現過程;市民主権による憲法改革を)
第3章 市民主権と増補型改正論(増補型改正という手法;憲法改正条項のモデルはフィリピン憲法 ほか)
第4章 増補型改正と国民投票のあり方(国民投票は主権の行使と言えるか;新憲法の賛否を問う国民投票もありうる;国民投票の手続きを想定してみる;では、いまなぜ国民投票法を論じるのか)
第5章 増補型改正の提案(「基本的人権」を「市民の権利」とする;第三章を「市民の自由と権利の保障」とする;増補型改正試案;増補型改正の実際)

著者等紹介

江橋崇[エバシタカシ]
1942年生まれ。東京大学法学部卒業。法政大学法学部教授(憲法学)。日本公法学会理事、全国憲法研究会事務局長、国際人権法学会理事・事務局長、自治体学会運営委員、神奈川県国際政策懇話会会長、自由人権協会代表、反差別国際運動日本委員会理事、地域の国際協力推進会議代表などを歴任。現在、フォーラム平和・人権・環境代表、市民立法機構運営委員、神奈川ネット条例研究会助言者、部落解放研究所人権のまちづくり研究会代表などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハンギ

0
小泉旋風吹き荒れる2005年に出版された、憲法の改正についての本。というとうさん臭く見えるけれど、著者は長い間人権問題に取り組まれているそうで、九条改正などには触れられていなかった。たしかに憲法の護憲と改憲には双方とも信念とも言えるレベルが存在する訳で、それが現実の私たちの生活によい影響を与えているかというと疑問な部分もある。(ただ著者が想定する外国人の地方参政権問題は個別の法律で対応可能なのではないか)著者が主張する「増補型改正」という改正の方法は確かに条文の削除を伴わないのでやりやすいかもしれない。2012/10/09

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