内容説明
ＯＪＴのベースとなる知財のセオリーを、知財担当者の心構えから個々の知財業務遂行スキルと案件での実践を豊富な事例で解説。知財戦略の立案、発明発掘、先行技術調査、侵害紛争の対応まで、知財業務を標準化。
目次
第１部 知財部門担当者の心構え（知財部は何をするところか？；グローバル化における、企業知財管理業務の全体像；企業力強化のための知的財産戦略；発明者などが求める知財担当者の役割）
第２部 知財業務遂行スキル（法的文書の読み方；法的文書の書き方；外国語；技術；特許法の基礎知識；特許調査；クレームチャート）
第３部 知財案件のセオリー（発明発掘と出願；権利行使までを想定した拒絶理由通知への対応；特許権侵害の実務／特許権者編；特許権侵害の実務／実施者編；ブランドとデザイン保護のための商標権・意匠権等活用法；研修）
著者等紹介
岩永利彦［イワナガトシヒコ］
１９６５年、大分県生まれ。１９８８年東京工業大学理学部卒業、１９９０年同大学院理工学研究科修了。同年ソニー株式会社に入社、ＬＣＤ事業部や法務・知財部に勤めた。現在は、岩永総合法律事務所所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょう
7
仕事で必要な知識を仕入れるために。知財実務について、網羅的に書かれた本はあまりないので、この先もちょくちょく見直す。2015/01/01
roatsu
2
ブログも面白い先生の、知財実務者向けの一冊。出願等の知財業務のテクニカルな部分はもちろん、そもそも法律とは、法解釈とは、という基礎への言及もありがたい。これから担当者となる人にもOJT時の良き相棒になると思う。2014/12/13
まっさん
2
知財担当になった人にはいい解説書だと思う。実務者向け。2015/01/05
andaseizouki
2
知財の仕事の仕方について詳細に書かれている。エンジニアとしては、特許クレームの書き方や考え方が非常に参考になる一冊。 今後の仕事に活かしていきたい。2014/10/13
ゆず
0
改訂版の方を読んだ。実務の流れや気をつけるべきポイントはとても分かりやすいと感じた。 一方で自分の担当分野における出願や権利化戦略には当てはまらないのかな、と思ったのでその部分は他の本で補おうと思った。 法律文書の読み方は一読だと理解しきれないが実務をする際に都度見返したい。2025/05/19
-
- 和書
- 減資の税務と登記手続
