内容説明
アジアでの実務経験豊富な国際商事仲裁専門家チームが執筆。アジアにおける各仲裁機関の特徴・かかる費用と時間がわかる。実際の国際商事仲裁で使用される書式を多数収録。仲裁条項の比較検討・起案ツールとして最適。アジア各国の裁判・仲裁制度、外国仲裁判断の承認・執行状況を網羅的に解説。
目次
序章 国際商事仲裁概説・モデル事例
第1章 アジア各国の裁判・仲裁制度
第2章 アジア主要仲裁機関の比較
第3章 アジア国際商事仲裁事例集
第4章 国際商事仲裁手続の実務
第5章 アジア各国における外国仲裁判断の承認・執行
第6章 紛争解決条項の起案方法
資料編
著者等紹介
栗田哲郎[クリタテツオ]
シンガポール法弁護士、日本法弁護士、NY州法弁護士。ベーカー&マッケンジー法律事務所の訴訟・仲裁グループおよびコーポレートM&Aグループに所属し、アジアフォーカス・チームのヘッドを務める。シンガポールを拠点とし、アジア諸国の事務所を往復しながら、クロスボーダーのアジア法務全般(国際商事仲裁等の紛争解決、アジア進出・M&A等)を専門とする。シンガポール国際仲裁センターでCase Managing Officerとして勤務した経験を生かし、SIAC、ICC、KLRCA、BANIなどの数多くの仲裁案件において代理人を務める
吉田武史[ヨシダタケシ]
日本法弁護士、NY州法弁護士、英国仲裁人協会会員(MCIArb)。ベーカー&マッケンジー法律事務所の訴訟・仲裁グループ所属。主に国内外の紛争対応、不正調査等を専門とする。2003年東京大学法学部卒業、2006年慶應義塾大学法務研究科卒業、2012年ノースウェスタン大学ロースクール卒業。国際商業会議所国際仲裁裁判所(香港)での勤務経験を有する
舘野智洋[タテノトモヒロ]
日本法弁護士、NY州法弁護士。ベーカー&マッケンジー法律事務所の訴訟・仲裁グループに所属。2002年慶應義塾大学法学部卒業、2006年慶應義塾大学法務研究科卒業、2013年コロンビア大学ロースクール卒業。卓抜した語学力を生かし、国際仲裁の専門家として、ICC、JCAAなど、数多くの仲裁案件の代理人を務める
大森裕一郎[オオモリユウイチロウ]
日本法弁護士。ベーカー&マッケンジー法律事務所の訴訟・仲裁グループに所属。国際仲裁、訴訟、独占禁止法等を専門とする。2007年大阪大学法学部卒業、2009年神戸大学大学院法学研究科実務法律専攻卒業。ICC、JCAAなどの国際仲裁案件並びに仲裁判断の取消訴訟において代理人を務めるほか、仲裁判断の承認・執行や仲裁条項のドラフティングについてもアドバイスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。