出版社内容情報
四国八十八ヵ所巡礼になぞらえ、近現代日本を代表する八十八人の詩人の作品を集めて百年の心の歴史をたどるアンソロジー。この一冊を繙く巡礼は、時代的視野を広げまた深め、詩の生まれる意味を考えさせ、文芸による心魂の浄化の可能性を証し、人生にきびしい核をそなえた真摯さをもたらすだろう。選・解説は高知出身の嶋岡晨。
内容説明
四国八十八ヵ所巡礼になぞらえ、近現代日本を代表する八十八人の詩人の作品を集めて百年の心の歴史をたどるアンソロジー。この一冊を繙く巡礼は、時代的視野を広げまた深め、詩の生まれる意味を考えさせ、文芸による心魂の浄化の可能性を証し、人生にきびしい核をそなえた真摯さをもたらすだろう。
目次
仮繃帯所にて(峠三吉)
死んだ男(鮎川信夫)
讃美歌(山本太郎)
四千の日と夜(田村隆一)
商人(谷川雁)
そのとき(黒田三郎)
なんでも一番(関根弘)
骨を焼く(抄)(宗左近)
位置(石原吉郎)
もう一篇の詩(金子光晴)〔ほか〕
著者等紹介
嶋岡晨[シマオカシン]
1932年(昭和7年)高知県生まれ。高知工業高校建築科卒業。明治大学仏文科卒業(昭和30)。詩誌「貘」を創刊、「地球」「歴程」にも参加。東洋商業高校、高知高校教諭をへて、明治大学、法政大学講師。立正大学文学部教授(平成2~14)。詩集『永久運動』(昭和40、岡本弥太賞)、『乾杯』(平成11、小熊秀雄賞)、『終点オクシモロン』(平成24、富田砕花賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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