美術の物語

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  • サイズ B5判/ページ数 688p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784902593556
  • NDC分類 702
  • Cコード C0371

目次

美術とその作り手たち
不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明
永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ
大いなる目覚め―ギリシャ 前7世紀‐前5世紀
美の王国―ギリシャとその広がり 前4世紀‐後1世紀
世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒 1世紀‐4世紀
歴史の分かれ道―ローマとビザンティン 5世紀‐13世紀
東方を見てみると―イスラム、中国 2世紀‐13世紀
るつぼの中の西欧美術―ヨーロッパ 6世紀‐11世紀
戦う教会―12世紀〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

55
西洋美術のわくわくするような案内書。聖書の物語を「言葉の代わりに」伝える目的の中世の絵画から、それを「目の前で起こっているかのように表現」したジョットの登場でルネサンスが起き、というように芸術家たちが様々な課題を克服しながら「自然に対する忠実さ」「理想的な美しさ」を求めていった過程が知的興奮に満ちた物語として展開されます。それは「美術についての考え方や社会的な条件の変化の物語」でもあり、これを辿ることで芸術家たちの作品の革新性や意義も理解できるよう。「新しい世界の案内図」として何度も立ち返りたい本でした。2019/07/19

taku

32
西洋美術史入門として名高いのも頷ける。古代から近代までの通史を、専門用語を避けた丁寧な語り口で教えてくれる。豊富な図版と相まって、明快な講義を受けているよう。自分が知る点同士を線で繋げてくれる心地よさがあり、建築にも触れているのが嬉しい。その時代において美術の目的は何であったのか、作り手は前の時代から何を受けて、現在において何を創意していったのか。そういった変遷が物語になっている。ずっと手元に置いておきたくなる一冊。が、図書館本なのであった。2017/02/07

彩菜

20
著者の語りで一つ一つの作品が過去を語り未来を示す。例えばこのモザイク画。520年頃の制作で、イエスが僅かの食料で人々を養う奇跡が描いてある。固い動き、単純な正面像は一見素朴。だが骨格の繋がりが見える正確な衣文描写、角度により物が短縮して見える様の的確さには画家の技量とギリシア美術からの成果が見える。絵画は中世にかけ写実を離れるが、こうした成果はビザンツ美術に保存されルネサンスに花開こう。さあ、もう一度画を。選び取られた単純さ故に物語は明快。正面から見つめるイエスは力強く、今、眼前の私達をも養おうとする。2020/06/28

エジー@中小企業診断士

12
「美術の物語」ほど有名な、広く読まれた美術書は少ない…らしい。読書大全で紹介されていたので読むことに。原始の洞窟壁画からポストモダニズムまで一気に美術の歴史を物語る。絵画の言及が多いが彫像や建築も広くカバーしている。改めて画家は職人であり時の権力者により「発注」されたものを描くのであって描きたい主題を描くのではない時代が相当あったこと、宗教画や神話が多いことと活版印刷との関係、肖像画や静物画、風景画というジャンルの成立、ヘレニズムとルネサンスの間にある中世、浮世絵と印象派。現代美術への評価は保留している。2023/06/06

koji

12
図書館から借りました。ロングセラーの定評ある名著ですが(英語版は1950年刊行)、大部(688頁)ですのでざっと目を通して終わりましたが、それでも大いに刺激を受けました。おそらく(本格的でなくて教養として知る上でも)美術を学習するには欠かせない本と思いました。美術認識の欠落は、私が受けた義務教育や絵画教室で習った図画(写生)は表面的なもので、例えばマネ、ゴッホ、セザンヌあたりの模倣で終わったことに原因があったかと思いました(自分の努力不足を棚に上げてますが)。再チャレ(できれば買って)したい1冊です。2018/06/11

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