著者等紹介
マッカリー，スティーブ［マッカリー，スティーブ］
フィラデルフィアに生まれ、ペンシルバニア州立大学で歴史学と映画学をおさめる。フリーランスの写真家として仕事を始め、１９７９年ソ連軍侵攻前の、反乱軍が支配するアフガニスタンを撮影し、世界的に高い評価を受ける。以降、世界的な権威を誇るフォトエージェンシー「マグナム」の一員となり、ナショナル・ジオグラフィック誌をはじめとするさまざまな雑誌での活躍が注目される。１９９８年のアルフレッド・アイゼンスタット賞など、数多くの賞を受賞している
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感想・レビュー
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ミナコ＠灯れ松明の火
8
「この写真の像はどこそこの遺跡のどこそこの場所にあります」などという解説がない潔さが逆に好きだ、と思った。あの広大な遺跡の中で、写真と同じものを見つけるのは難しいかもしれない。肉眼で捉えることはできない風景かもしれない。けれど、確かにそこに存在しているという事実だけでなんとなく安心できる。果てしない時の流れを見続けてきた、穏やかなクメールのほほえみ。また行きたいなあ。2012/01/01
