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進化するアートマネージメント

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902550016
  • NDC分類 709
  • Cコード C3070

出版社内容情報

 この本はすべての「アートマネージメント」に関わる人、また「アートマネージメント」を知りたい人にとつて必読の本である。
 著者、林容子は日本人で始めてアメリカ、コロンビア大学大学院で「アーツマネージメント」を正式に学んだ。その後彼女の後に続いて多くの学生が「アートマネージメント」を学びにアメリカに渡ったが、それも帰国してからの著者の活躍に負うところが大きい。
 林容子は日本における「アートマネージメント」の伝道師であり、その情熱は半端ではない。多くの有名、無名のアーティストの活動に関わった現場での経験はこの本に十分生かされている。特に新宮晋の「ウインドキャラバン」の事務局長として世界をめぐり、ヒロ・ヤマガタの地球規模の展覧会の指揮をとるなど、席の暖まる暇のない毎日である。著者に長年本の執筆を勧めてきたアートマネージメントの世界における第一人者コロンビア大学ジョアン・ジェフリ教授は「日本がやっと日本特有のテキストを手に入れた」(前書より)と、この本を絶賛している。
 また、この本は単にアートマネージメントのテキストというだけでなく、これからの社会のあり方、人間の生き方を問う啓蒙の書でもある。
 帯に寄せられた、資生堂名誉会長福原義春氏、平田オリザ氏などのコメントも印象的である。

【目次】(抜粋)
   
まえがき コロンビア大学ティーチャーズカレッジ ジョアン・ジェフリ教授                                     
序章 アートマネージメントの理念                 
  ■今求められる日本型アートマネージメント・他
第1章 アートマネージメントの背景と需要                            
  ■アートマネージメントの歴史・他                     
第2章 アートの現場と市場
  ■営利エンターテイメントと非営利アート                   
第3章 アーティストという職業
  ■ニューヨーク市が発行した「芸術家証明書」・他

内容説明

アメリカ・コロンビア大学大学院で日本人として初めて「アートマネージメント」を学び、その言葉と概念を日本に定着させる先駆けとなった林容子の、10年に及ぶ「アートマネージメント」のすべてを網羅し、著者の「アートマネージメント」に対する情熱をあますことなく書き記した1冊。「アートマネージメント」の最前線で活躍する著者の実感に即した内容は、単なるテキストを超え、人間の生き方と社会のあり方を問うものになっている。

目次

序章 アートマネージメントの理念
第1章 アートマネージメントの背景と需要
第2章 アートの現場と市場
第3章 アーティストという職業
第4章 アートと支援
第5章 アートとパトロン
第6章 アートと国家
第7章 アートと地方自治体
第8章 アートと企業
第9章 アートの現場―美術館
第10章 アートの現場―美術界と画廊とオルタナティブスペース
第11章 アートマネージメントの実務
第12章 展覧会のアートマネージメント
第13章 アートと法律
第14章 パブリックアート
第15章 コミュニティーアート
第16章 アーティスト・イン・レジデンス
第17章 進化するアートマネージメント

著者等紹介

林容子[ハヤシヨウコ]
尚美学園大学芸術情報学部准教授、同大学大学院准教授。武蔵野美術大学造形学部非常勤講師。アジア文化財団プログラム・コンサルタント他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐藤一才

2
行政と博物館について研究した人、あるいは美術館に興味がある人には、絶対におすすめしたい本である。林容子氏はアートマネジメント界でも日本屈指の人材で、その知識量たるや本というより“よく解説された辞書”と言っても過言ではない。何度でも読み返して勉強したい書である。2013/05/25

ROBART

1
熟読の必要がある。2010/04/19

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