省察的実践者の教育―プロフェッショナル・スクールの実践と理論

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省察的実践者の教育―プロフェッショナル・スクールの実践と理論

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  • サイズ A5判/ページ数 534p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902455373
  • Cコード C3037

目次

第1部 芸術的なわざを育てる専門職教育の必要性を理解する(実践の多様な要請に対処する力を専門職として培うために;“行為の中の省察”を通して専門職の芸術的なわざを育てる)
第2部 “行為の中の省察”の教育モデルとしての建築スタジオ(“行為の中の省察”としてのデザイン・プロセス;デザイン学習における逆説と苦境;コーチと学生との間で交わされる対話;教示と学習のプロセスはどのように悪い方向に進んでいくのか;専門職の力量形成のために“省察的実習”を用いる)
第3部 “省察的実習”の進め方―いくつかの事例と実験(音楽演奏のマスタークラス;精神分析の実践における芸術的なわざを学ぶ;カウンセリングとコンサルティング・スキルの“省察的実習”)
第4部 “省察的実習”は専門職教育の改革にどのような意味を持つのか(“省察的実習”は大学の世界と実践の世界をどう架橋するのか;カリキュラム改革の実験)

著者等紹介

ショーン,ドナルド・A.[ショーン,ドナルドA.] [Sch¨on,Donald A.]
1930‐1997。マサチューセッツ工科大学(MIT)のフォード基金教授。専門は都市研究と教育である。イェール大学において哲学の学士号(1951年)を取得、ハーバード大学より哲学の修士号(1953年)および博士号(1955年)を取得する。またソルボンヌ大学に留学し、パリ国立高等音楽院より資格認証を受けている。研究者とコンサルタントとしての仕事を通して、組織学習と専門職の効力に焦点を当ててきた。マサチューセッツ工科大学のスタッフとなる以前の七年間、自身が設立に関わった非営利組織である社会的技術的イノベーション機構(OSTI)の統括者であり、数多くの公的組織や私企業の管理やコンサルテーションに携わってきた

柳沢昌一[ヤナギサワショウイチ]
1958年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。福井大学大学院教育学研究科教職開発専攻(教職大学院)専攻長。専門は、社会教育実践研究・学習過程研究・組織学習研究

村田晶子[ムラタアキコ]
1956年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学文学学術院教授。専門は、社会教育実践研究・女性問題学習研究・教育とジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きいち

23
すごい情報量、そして現代性。◇納得度の高いキャリアを送る人をどう増やす?組織の保証はない、生半可な専門性ではこの先AIに代替されかねない、でも「省察的実践者」なら、楽しく長く働き学び続けられるだろう。曖昧で不確実な状況で行動し、得られたフィードバックを行動の中で振り返って実践を続ける、真の意味でのプロフェッショナル。◇しかしそんな存在だからこそ、その育成は原理的な困難さを持つ。ショーンは、様々な分野の実践や自ら取りくんだ大学院改革をもとに方向性を示す。章を進める過程も省察的実践で、リアリティがハンパない。2019/05/05

ぺろりん

1
省察的実践者の教育というテーマは、突き詰めていくと、体験と省察の往還を軸とするコア・カリキュラムの開発というところに行き着く。最後まで読み通してはっきり分かった。しかし、事例を通していったん提起した概念を多面的に意味づけ直していくというこの本の叙述のスタイルは、読みにくいことこの上ない。本を書くこと自体が省察的実践の実演になっている。しかし最後まで読み通せずに投げ出す人がどれだけいることか・・・2020/05/13

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