内容説明
『フランケンシュタイン』の著者メアリー・シェリーの伝記的情報をはじめ、作品、評論、批評、書誌情報を紹介。
目次
第1部 時代背景と生涯(メアリー・シェリーの時代とその生涯;父ゴドウィンと母ウルストンクラフト)
第2部 作品―解説と研究(『フランケンシュタイン』における空間;『ヴァルパーガ』における二人の女性―ロマンスにおけるロマンスの暴君批判;『最後のひとり』―新たな旅立ちに向かって;『バーキン・ヲーベックの運命』における女性描写―メアリー・シェリーによる歴史小説の特異性;『フランケンシュタイン』から『ロドア』へ―近代批判者としてのメアリー・シェリー;ヴィクトリア朝家庭小説の先駆けとしての『フォークナー』;『マチルダ』における自伝的物語の深層)
第3部 影響と研究史(日本におけるフランケンシュタインの影響―最初の足がかりとして;欧米におけるメアリー・シェリー研究史)
著者等紹介
木村晶子[キムラアキコ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門分野:イギリス小説(19世紀)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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