内容説明
豊かな現代社会の中で生きがいを見失なっている多くの人々のために真に求めるべきもの、自然と宇宙と一体である自己の発見を説く。
目次
真実の智慧をいただく(「念仏よ、興れ」の叫び;御同朋・御同行の精神 ほか)
真実のいのちを深く見つめる(戦争の犠牲者を思う;「にんげんをかえせ」の叫び ほか)
その智慧に生きるとき(死を考える機縁;死に直面した青年 ほか)
自然に法爾に生きる世界(ほんとうの幸せって何だろう;愛別離苦 ほか)
生と死といのち(合理的な思考のもたらす闇;大人による子殺しの時代 ほか)
著者等紹介
高史明[コサミョン]
山口県下関市に生まれる。高等小学校を中退後、さまざまな職業に従事、政治運動にも参加し、重い精神の葛藤を体験したことから文学を志す。1975年愛し子、岡真史が12歳で自死しことを契機に、深く『歎異抄』と親鸞聖人の教えに帰依する。1975年、日本児童文学者協会の協会賞、1993年、第27回仏教伝道文化賞を受賞
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