感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
24
2006年発行。取材当時伝統工芸に入門したばかりの若者たちの中には現在伝統工芸士となって指導的立場にある人も多く、検索しながら楽しんだ。ただ、さまざまなジャンルが取材されているがそれぞれの具体的な叙述には若干物足りないところがあり、どの人も判で押したような表現で表されて残念。2023/02/17
Mori
7
自分より10歳以上若い人たちがインタビューを受けている。しかし、彼らが味わった苦悩や挫折は生々しくも瑞々しくも受け取れる。 後継者不足により、紡がれてきた文化や技術が途絶えようとしているものもあるらしい。それを継承していくのも、自分の人生を賭す価値として大いにあると思う。 「歩き始めれば〜」僥倖に巡り会えるかもと著者は言う。 自分もそのフェーズだと思う。 その視点で、これからも工芸品を見ていこうと思う。2025/08/23




