内容説明
「自分が日本兵だったら慰安所の前に並んでいたかもしれない」この危機感から、男の性と生の加害性・暴力性を問い続けてきた著者が語る脱ポルノ・脱買春の論理。日本軍「慰安婦」制度をもたらした天皇制・家父長制国家の「暴力」の呪縛を解き、反戦・反差別・反性暴力を生きるための可能性を探る。
目次
第1章 性差別・性暴力への自覚
第2章 ポルノ・アダルトビデオ
第3章 性売買
第4章 性暴力
第5章 戦時性暴力
第6章 日本兵の性と生
第7章 歴史修正主義と日本政府
第8章 法律と性
第9章 戦争のない世界、性暴力のない社会を目指して
著者等紹介
谷口和憲[タニグチカズノリ]
1954年生まれ。1988年、「アジアの買売春に反対する男たちの会」の結成に参加。日本人男性のアジアでの買春問題や日本軍「慰安婦」問題に取り組む。1997年、ミニコミ誌『戦争と性』を創刊。同誌では男の性と生のあり方に焦点を当てながら、日本軍「慰安婦」制度、戦後補償、性売買、性暴力などの問題を取り上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshiko
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平易で読みやすく、自身の体験を咀嚼しながら「男性」と「性暴力」について考察を深めている。知らなかった事実もたくさん紹介されていて、40年の編集者としての活動の重みを感じさせる。 まとめとして筆者は、男性の性についてなかなか検討が深まらない背景として、「セックスワーク論」と「歴史修正主義」を挙げている。「セックスワーク論」は研究者や活動家性を売る人たちの主体性を掲げて主張することが多いが、筆者は、男性たちが買春を行う根底にはセックスワーク論があるという立論をしており、考えを深められる新たな視点だと思う。2026/04/24
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